足場ってどうやって現場まで運んでるの?
~意外と知らない「足場が届くまで」の裏側~
こんにちは!
千葉県市原市に事務所を置き、足場組立などの鳶工事を行っている有限会社 綾総建設です。
街中や工事現場でよく見かける「足場」。
建物の周りを囲うように組まれていたり、工場やプラント、橋梁などの大きな現場に設置されていたり。
完成した足場を目にする機会は意外と多いと思います。
では、その足場を見たときに、
「これだけ大量の足場材、どうやってここまで持ってきたんだろう?」
と考えたことはありますか?
足場は、最初から現場に用意されているわけではありません。
当たり前ですが、足場を組むためには、まず必要な資材を現場まで運ばなければなりません。
支柱や手すり、踏板など、足場をつくるためにはさまざまな資材が必要になります。
しかも、大きな現場になればなるほど、その量も増えていきます。
「トラックに積んで持っていけばいいだけじゃないの?」
と思われるかもしれませんが、実はその前から仕事は始まっています。
どんな足場を組むのか。
どの資材が必要なのか。
どのくらいの数量が必要なのか。
どんな順番で使うのか。
現場のどこへ搬入するのか。
そして、どうすれば安全かつスムーズに作業できるのか。
こうしたことを考えながら準備し、現場へ運び、荷下ろしをして、ようやく足場の組立作業へと進んでいきます。
今回は、完成した足場からはなかなか見えない、
「足場が現場に届くまで」
をご紹介します!
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そもそも足場って何でできているの?
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遠くから足場を見ると、
「鉄のパイプをたくさん組み合わせている」
ように見えるかもしれません。
もちろん間違いではありませんが、実際にはさまざまな部材を組み合わせて足場をつくっています。
現場や足場の種類によって使用する資材は異なりますが、支柱となる部材や作業床、手すりなど、それぞれに役割があります。
一つひとつを見ると、それほど大きく感じない資材でも、足場全体となればかなりの量になります。
例えば建物をぐるっと囲む足場。
下から上まで何段も作業床があります。
その周囲には手すりなども設置されます。
さらに安全に作業するために必要な設備もあります。
そう考えると、
「これ全部運んできたの?」
と思うくらいの資材量になることもあります。
そして、それらを現場まで運ぶところから足場工事は始まっています。
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まずは「何が必要なのか」を確認!
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足場材を運ぶ前に大切なのが、
「今回の現場では何が必要なのか」
を確認することです。
足場は、どの現場でもまったく同じ形に組めるわけではありません。
建物の形。
高さ。
作業する場所。
周辺の状況。
足場を使う目的。
さまざまな条件によって、必要になる資材や数量も変わります。
住宅のような建物と、大規模なプラントでは当然規模が違います。
橋梁工事で必要になる足場も、建物の周囲に組む足場とは条件が異なります。
有限会社 綾総建設では、プラントや橋梁などさまざまな現場で足場工事を行っています。
現場ごとに条件が違うからこそ、
「とりあえず資材をたくさん持っていこう!」
というわけにはいきません。
必要なものを確認して、準備する。
実はこの段階から、段取りは始まっています。
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足場材をトラックへ積み込み!
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必要な資材を確認したら、現場へ運ぶための準備です。
足場材はトラックなどを使って現場へ運搬します。
ここで重要なのが、
「どう積むか」。
ただ空いているところへ順番に載せていけばいい、というものではありません。
資材にはさまざまな長さや形があります。
さらに、まとまるとかなりの重量になります。
そのため、安全に運搬できるように積み込むことが大切です。
そして、現場に着いてからのことも考えます。
せっかくきれいに積んでも、
「最初に使いたい資材が一番取りにくいところにある!」
となれば、荷下ろしや作業に余計な時間がかかってしまいます。
もちろん状況によって積み方は変わりますが、
「現場に着いたあと、どう動くのか」
まで考えて準備することが、スムーズな仕事につながります。
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きれいに積むのには理由があります
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足場材が整然と積まれたトラックを見ると、
「きれいに積んであるな」
と思うことがあるかもしれません。
でも、見た目をきれいにすることだけが目的ではありません。
資材を整理して積むことは、
安全に運ぶため。
荷下ろししやすくするため。
必要な資材を把握しやすくするため。
そして作業をスムーズに進めるためにも大切です。
足場工事では「整理整頓」も重要です。
これはトラックの荷台だけではありません。
現場でも同じです。
資材があちこちに置かれていれば、つまずいたり、作業の邪魔になったりする可能性があります。
必要なものを必要な場所へ。
使わないものは整理する。
地味に見えるかもしれませんが、こうしたことも安全な現場をつくるための基本です。
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積んだら終わりじゃない!荷崩れ防止も重要
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トラックに資材を積んだら、
「はい、出発!」
というわけではありません。
運搬中に資材が動いたり、荷崩れしたりしないよう、安全を確保する必要があります。
道路にはカーブもあります。
ブレーキをかけることもあります。
段差を通ることもあります。
走行中の振動もあります。
そのため、資材を安全に固定することが重要です。
積み込みが終わったあとも状態を確認し、
「安全に運べる状態になっているか」
をチェックします。
足場を安全に組むことはもちろん大切ですが、その足場材を安全に現場へ届けることも同じくらい大切です。
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そして現場へ出発!
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準備ができたら、いよいよ現場へ向かいます。
有限会社 綾総建設は千葉県市原市を拠点としており、千葉県を中心にさまざまな現場で工事を行っています。
現場によっては、朝早くから移動することもあります。
そして、ここでも大切なのは安全第一。
資材を積んでいる車両だからこそ、運転にも注意が必要です。
急がない。
無理をしない。
周囲を確認する。
現場での安全だけではなく、現場へ向かう途中も仕事の一部です。
無事に現場へ到着して初めて、次の工程へ進むことができます。
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現場に着いたらすぐ荷下ろし……ではありません
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現場に到着!
「じゃあ資材を全部下ろそう!」
となりそうですが、その前にも確認があります。
建設現場にはさまざまな人や車両が出入りしています。
現場によっては、限られたスペースの中で複数の業者が作業していることもあります。
どこに車両を入れるのか。
どこで荷下ろしするのか。
資材をどこに置くのか。
他の作業の邪魔にならないか。
人の通行に影響しないか。
こうしたことを確認しながら作業を進めます。
特に現場内では、
「自分たちが作業しやすければいい」
というわけにはいきません。
さまざまな職種の方が一緒に働いています。
周囲と連携しながら作業することが大切です。
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資材を置く場所も大事!
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足場材を荷下ろしするときには、
「どこに置くか」
も大切なポイントです。
適当に空いているところへ置いてしまうと、その後の作業が大変になります。
足場を組む場所から遠すぎれば、資材を運ぶ距離が長くなります。
逆に、近ければどこでもいいわけでもありません。
人や車両が通る場所をふさいでしまったり、他の作業の邪魔になったりしてはいけません。
そして、資材を置く場所自体が安全であることも大切です。
だからこそ、
「このあと、どうやって足場を組んでいくか」
を考えながら配置します。
ここでも大事なのは段取り。
足場工事というと「組む技術」に目が行きがちですが、実際にはその前の準備が作業効率や安全性にも大きく関わっています。
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荷下ろしも立派な現場作業
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大量の足場材を扱う荷下ろし。
これも安全に注意しながら行う大切な作業です。
足場材は一つひとつに重量があります。
同じような作業を繰り返していると、つい慣れが出てしまうこともあります。
でも、
「いつもやっているから大丈夫」
という油断は禁物です。
周囲に人がいないか。
足元は安全か。
資材が不安定になっていないか。
どこへ運ぶのか。
仲間同士で声を掛けながら作業します。
以前のブログでもご紹介しましたが、足場工事は一人だけで完成させる仕事ではありません。
資材を運ぶときも、組み立てるときも、解体するときも、
「声を掛け合うこと」
がとても大切です。
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資材を運ぶのも体力が必要!
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足場職人というと、高い場所で作業している姿を想像する方が多いと思います。
でも実際には、地上で資材を運ぶ仕事もたくさんあります。
必要な資材を準備する。
運ぶ。
受け渡す。
整理する。
そして足場を組み上げていく。
足場工事は、こうした作業の積み重ねです。
特に現場に入ったばかりの頃は、資材の名前や種類を覚えることから始まる場合もあります。
「これは何に使うの?」
「どこへ持っていけばいい?」
最初は分からないことがあって当然です。
仕事をしながら少しずつ資材の名前や使い方を覚えていきます。
そして慣れてくると、
「次はこれが必要になるな」
と先の作業を考えて動けるようになります。
こうした成長も、足場職人という仕事のおもしろさの一つです。
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段取りがいいと仕事もスムーズ!
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現場仕事では、
「段取り八分」
という言葉を聞くことがあります。
仕事をスムーズに進めるためには、実際に作業を始める前の準備がとても重要だという考え方です。
足場工事でも同じです。
必要な資材がそろっている。
使いやすい場所に置かれている。
作業の流れをみんなが理解している。
こうした準備ができていると、その後の作業も進めやすくなります。
逆に、作業を始めてから、
「あれが足りない!」
「どこに置いた?」
「また取りに行かないと!」
となれば、その分作業が止まってしまいます。
だからこそ、現場に到着する前から、
「今日どうやって作業するか」
を考えることが大切です。
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そして、ようやく足場の組立へ!
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必要な資材が現場へ届き、荷下ろしと配置が終わったら、いよいよ皆さんがよくイメージする、
「足場を組む仕事」
が始まります。
一本一本の資材を組み合わせ、少しずつ足場が形になっていきます。
何もなかった場所に足場が立ち上がっていく。
朝にはほとんど形がなかった場所が、作業が進むにつれて大きな足場になっていく。
これは足場工事ならではの光景です。
でも、その完成した足場の裏には、
資材を確認する人。
準備する人。
積み込む人。
運ぶ人。
荷下ろしする人。
資材を必要な場所へ運ぶ人。
そして組み立てる職人。
さまざまな作業があります。
完成した足場だけを見ると分かりませんが、実はその前からたくさんの仕事が行われているんです。
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工事が終わったらどうするの?
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そして、足場は一度組んだらずっとそこにあるものではありません。
足場を使った工事が終了すれば、今度は解体します。
組み上げた足場を安全に解体し、資材をまとめます。
そして再びトラックへ積み込み、現場から搬出します。
つまり、
準備する。
積む。
運ぶ。
下ろす。
組む。
使ってもらう。
解体する。
まとめる。
また積む。
持ち帰る。
ここまでが一つの流れです。
足場が撤去されたあとには、
「あれ?いつの間にか足場がなくなってる!」
と思うこともあるかもしれません。
でも、その裏側では職人たちが一つひとつ資材を解体し、整理し、搬出しています。
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足場工事は「組むだけ」の仕事じゃない!
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今回ご紹介したように、足場工事は単純に足場を組むだけの仕事ではありません。
現場へ行く前の準備。
資材の積み込み。
安全な運搬。
現場での荷下ろし。
資材の配置。
組立。
そして工事が終われば解体と搬出。
すべてがつながって、一つの足場工事になります。
特に大切なのが、
「次の作業を考えて動くこと」。
今やっている作業だけを見るのではなく、
「このあと何をするのか」
「次に何が必要なのか」
「どこに置けばみんなが動きやすいのか」
を考えながら仕事をする。
経験を積むほど、こうした「先を見る力」も身についていきます。
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何気なく見ているトラックにも注目してみてください!
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街中を走っていると、足場材を積んだトラックを見かけることがあると思います。
今までは、
「工事のトラックだな」
くらいに思っていたかもしれません。
でも次に見かけたときは、ぜひちょっとだけ思い出してみてください。
「あの資材、これから現場に行くのかな?」
「これから足場になるのかな?」
そう考えると、いつもの景色もちょっと違って見えるかもしれません。
あのトラックに積まれた一本一本の資材が現場へ運ばれ、職人たちの手によって組み上げられ、大きな足場になっていきます。
そして、その足場の上で別の職種の方たちが仕事をします。
足場は自分たちが作業するためだけのものではありません。
そのあとに使う職人さんたちが、安全に仕事をするための大切な設備です。
だからこそ、準備から組立、解体まで責任を持って仕事をする必要があります。
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最後に
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今回は、
「足場ってどうやって現場まで運んでるの?」
というテーマで、足場が現場に届くまでの裏側をご紹介しました。
普段目にするのは完成した足場がほとんどです。
でも、その足場が完成するまでには、現場へ向かう前からたくさんの準備があります。
必要な資材を確認する。
安全に積み込む。
現場まで運ぶ。
安全な場所へ荷下ろしする。
使いやすいように整理する。
そして、ようやく組立が始まります。
どれか一つだけが仕事なのではなく、すべてが大切な足場工事の一部です。
華やかな作業ばかりではありません。
資材を整理したり、何度も運んだり、次の作業の準備をしたり。
外からは見えにくい仕事もたくさんあります。
でも、そうした一つひとつの作業を丁寧に行うことが、安全で使いやすい足場につながっていきます。
有限会社 綾総建設では、これからも安全第一を基本に、準備から施工、解体まで一つひとつの作業に責任を持って取り組んでまいります。
また弊社では、一緒に働く仲間を募集しています。
足場職人の経験がある方はもちろん、
「建設業は初めて」
「足場のことは全然分からない」
という未経験の方も歓迎しています。
最初からすべてできる人はいません。
資材の名前を覚える。
道具の使い方を覚える。
先輩の仕事を見ながら少しずつ動きを覚える。
一つできることが増えたら、また次へ。
そうやって経験を積み重ねながら、職人として成長していく仕事です。
体を動かす仕事が好きな方。
手に職を付けたい方。
仲間と協力して一つのものをつくる仕事に興味がある方。
足場職人という仕事に少しでも興味を持っていただけたら嬉しく思います。
これからもこのブログでは、完成した足場だけではなかなか分からない「現場の裏側」や、足場職人の仕事について分かりやすくご紹介していきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。



