足場の組立てと解体、どちらが大変?第1回
足場の組立ては何が大変?職人目線でご紹介!
👷 何もない場所に安全な足場をつくる仕事
~完成後に使う人のことまで考えて組み上げます~
こんにちは!
千葉県市原市に事務所を置き、千葉県を中心にプラントや橋梁などの足場工事を行っている有限会社 綾総建設です。
足場工事には、大きく分けて「組立て」と「解体」という二つの作業があります。
何もない場所へ一つずつ資材を組み上げていくのが組立てです。
そして、足場を使用する工事が終わったあと、組み立てられている部材を順番に取り外していくのが解体です。
足場工事を見たことがある方の中には、「組立てと解体では、どちらが大変なのだろう?」と思ったことがある方もいるのではないでしょうか。
何もない場所へ足場をつくる組立てのほうが難しそうに見える一方で、高い場所から部材を外していく解体にも、さまざまな難しさがあります。
実際には、どちらか一方だけが大変ということではありません。
組立てには「安全で使いやすい足場を一からつくる難しさ」があり、解体には「完成している足場の安全を保ちながら外していく難しさ」があります。
そこで、今回から2回に分けて、足場の組立てと解体、それぞれの仕事内容や大変なところをご紹介します。
第1回となる今回は、足場の組立てについてです。
足場職人がどのようなことを考え、どのような点に注意しながら足場を組み立てているのか、職人目線で詳しくお伝えします。
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👷 足場の組立ては現場の確認から始まる
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足場の組立ては、現場へ資材を運び込んですぐに始められるわけではありません。
まずは、足場を設置する場所と、その周囲の状況を確認します。
地面の状態はどうなっているか。
資材を運ぶための通路は確保できるか。
周囲に建物や設備、配管などはないか。
ほかの業種の職人さんが作業する場所と重ならないか。
このようなことを確認し、その日の作業をどのように進めるのかを職人同士で共有します。
同じように見える現場でも、実際の条件は一つ一つ異なります。
広くて平らな場所もあれば、資材を運ぶ通路が狭い場所や、車両を近くまで入れられない場所もあります。
プラントでは、さまざまな配管や設備があるため、それらを避けながら足場を組み立てることがあります。
橋梁では、構造物の形や周囲の環境に合わせて作業方法を考えます。
図面や計画を確認することはもちろんですが、現場へ行かなければ分からないこともあります。
実際の状態を自分たちの目で確認し、安全に作業できる方法を考えることが、組立ての大切な第一歩です。
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足場の組立ては、資材を取り付ける前の確認から始まっています。
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👷 必要な足場材を準備する
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現場の状態を確認したら、組立てに必要な足場材を準備します。
足場工事では、支柱や手すり、踏板、筋交いなど、さまざまな種類の資材を使用します。
見た目が似ていても長さや形が異なり、それぞれに役割があります。
必要な資材が足りなければ、組立て作業を途中で止めなければならないことがあります。
反対に、使用しない資材を作業場所へ多く運びすぎると、通路や作業場所が狭くなり、移動しにくくなります。
そのため、どの資材をどれくらい使用するのかを確認し、作業の流れに合わせて準備します。
資材を置く場所にも注意が必要です。
通路をふさがないか、崩れたり倒れたりする危険がないか、職人が取り出しやすい状態になっているかを考えます。
資材の種類や長さをそろえて置いておけば、必要になったときにすぐ取り出すことができます。
足場の上で作業する職人を待たせることなく、次の資材を渡すことにもつながります。
足場工事をスムーズに進めるためには、実際に組み立てる技術だけでなく、事前の準備と整理整頓も大切です。
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👷 組立てで難しいのは完成形を考えること
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足場の組立てで特に難しいのは、まだ存在していない完成形を考えながら作業を進めることです。
足場は、一つの大きな部品を設置して完成するものではありません。
さまざまな部材を一つずつ組み合わせながら、少しずつ形をつくっていきます。
組立ての初めに位置や高さがずれていると、作業が進んでから別の部分が合わなくなる場合があります。
そのため、最初の段階から位置を確認し、先の工程を考えながら作業します。
職人は、目の前の部材だけを見ているわけではありません。
この先にどのような足場が完成するのか、資材をどの方向へ伸ばしていくのか、次の作業をどの位置で行うのかまで考えています。
建物や設備の形が複雑な現場では、足場も同じように複雑な形になります。
凹凸がある場所や配管が多い場所では、必要な作業スペースを確保しながら、周囲の設備に干渉しない形を考えます。
足場の形は、職人が自由に決めているわけではありません。
決められた計画や手順、安全に関する基準を守りながら、その現場に合った足場を組み立てます。
経験のある職人には、完成した形を想像しながら、先を読んで作業する力が求められます。
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👷 自分たちだけが使う足場ではない
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足場職人が組み立てた足場は、そのあとにさまざまな業種の職人さんが使用します。
塗装工事や配管工事、設備工事など、現場によって足場を使用する人や作業内容は異なります。
そのため、足場職人は、自分たちが組立て作業をしやすいことだけを考えるわけにはいきません。
完成後に足場を使う人が、安全に移動して作業できる状態にする必要があります。
工具や材料を持っていても通りやすいか。
必要な場所まで安全に移動できるか。
作業を行うための十分な空間があるか。
無理な姿勢にならずに仕事ができるか。
このように、実際に足場を使う人の立場になって考えます。
足場を組み立てた職人にとっては慣れている場所でも、ほかの職人さんが同じように慣れているとは限りません。
誰が使用しても分かりやすく、安全に上り下りや移動ができる足場にすることが大切です。
正しく組み上がっていることはもちろん、使いやすさまで考えることも足場職人の役割です。
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👷 組立てが進むほど作業する位置が高くなる
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足場の組立ては地上から始まり、作業が進むにつれて少しずつ高さが増していきます。
初めは地上で行っていた作業も、足場が組み上がるにつれて高い場所で行うようになります。
高さが変われば、資材の運び方や職人の動き方も変わります。
地上にいる職人と足場の上にいる職人が声を掛け合い、必要な資材を安全に受け渡します。
受け取る側の準備ができているかを確認し、周囲の状況を見ながら決められた方法で進めます。
足場の上では、限られた場所で工具や資材を扱います。
自分の足元だけでなく、下や周囲で作業している仲間にも注意しなければなりません。
工具や小さな部品を足場の上へ置いたままにすると、落下する危険があります。
使用する道具を適切に管理し、作業する場所を整理された状態に保つことが必要です。
高い場所での作業に慣れている職人でも、安全確認を省略することはありません。
慣れから生まれる油断を防ぐためにも、毎回決められた手順を守ります。
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👷 地上の職人も組立てを支えている
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足場の組立てというと、高い場所で部材を取り付ける職人に注目が集まりやすいかもしれません。
しかし、地上で作業する職人にも大切な役割があります。
必要な資材を準備する。
資材の種類や長さを確認する。
足場の上にいる職人へ、安全に資材を渡す。
通路や作業場所を整理する。
現場周辺の安全を確認する。
こうした地上での仕事があることで、足場の上の職人は組立てに集中できます。
地上の職人が間違った資材を渡すと、作業が止まってしまいます。
必要な資材が見つからなければ、足場の上で待つ時間が増えます。
そのため、地上にいる職人も、足場がどのような順番で組み上がっているのかを確認しなければなりません。
最初は先輩から指示された資材を準備しますが、経験を積むと、次に何が必要になるのかを予測できるようになります。
組立て作業は、高い場所にいる職人だけで進めるものではありません。
地上と足場の上にいる職人が協力することで、一つの足場が完成します。
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見えにくい地上の仕事も、安全な組立てには欠かせません。
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👷 声掛けと合図が安全を守る
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組立て作業では、職人同士の声掛けが欠かせません。
資材を持ち上げるとき、足場の上へ渡すとき、職人が移動するときなど、自分がこれから何をするのかを周囲へ伝えます。
相手が見えているから大丈夫、長く一緒に働いているから分かるだろうと考えて、声掛けを省略することは危険です。
足場の上では、職人同士の距離が離れることがあります。
現場には工具の音や機械の音があり、声が聞こえにくいこともあります。
だからこそ、分かりやすい声と合図を使い、相手からの返事を確認してから動きます。
新人のころは、どのタイミングで声を掛ければよいのか分からないこともあります。
まずは先輩の声掛けを聞き、資材を渡すときや近くを通るときに、しっかりと伝える習慣を身につけます。
声掛けは作業を速くするためだけのものではありません。
自分と仲間の安全を守るための、大切な仕事の一つです。
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👷 組立ては速さよりも正確さが大切
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経験のある足場職人の作業は、動きに迷いがなく、とても速く見えることがあります。
資材を次々と受け取り、短い時間で足場が組み上がっていく様子を見ると、速さが一番大切だと思うかもしれません。
しかし、組立てで最も大切なのは、ただ速く作業することではありません。
一つ一つの部材を正しい位置へ取り付け、安全に使用できる状態にすることが必要です。
急いで作業して確認が不足すれば、あとから手直しが必要になることがあります。
それだけでなく、完成した足場を使う人の安全に関わる可能性もあります。
経験のある職人が速く見えるのは、手順を理解し、次に必要な動きを考えながら作業しているからです。
資材の場所や仲間の動きを把握し、無駄の少ない方法を選んでいます。
新人が最初からその速さだけをまねする必要はありません。
初めは時間がかかっても、教わった手順を守り、正しく丁寧に作業することが大切です。
正しい動きを繰り返すことで、少しずつ技術が身につき、自然と作業もスムーズになります。
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👷 組立て後の点検までが仕事
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予定していた足場を組み終えても、すぐに作業が終了するわけではありません。
完成した足場に問題がないかを確認します。
手すりや踏板などが正しく取り付けられているか。
緩みや大きな隙間がないか。
安全に上り下りできる状態になっているか。
工具や小さな部品が置き忘れられていないか。
足場の上から下まで見ながら、一つずつ確認します。
作業中には気付かなかった部分も、完成後に全体を見ることで発見できる場合があります。
少しでも気になるところがあれば、そのままにせず、必要な確認や手直しを行います。
足場は、完成したあとに別の職人さんへ引き渡されます。
「組み終わったから完成」ではなく、誰もが安全に使用できる状態であることを確認して、初めて組立て作業が完了します。
使用した道具や余った資材を片付け、現場周辺を清掃することも大切です。
次の作業が安全に始められるように、最後まで責任を持って現場を整えます。
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👷 組立てにはどんな大変さがある?
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ここまでご紹介したように、足場の組立てには、さまざまな大変さがあります。
何もない場所から完成形を考えること。
現場の形や周囲の設備に合わせること。
必要な資材を準備し、安全に受け渡すこと。
作業が進むにつれて高くなる場所で、周囲を確認しながら動くこと。
完成後に足場を使う人の立場で、使いやすさまで考えること。
そして、最後に足場全体を点検すること。
組立ては、力を使って資材を取り付けるだけの仕事ではありません。
体力に加えて、先を考える力、周囲を見る力、仲間と協力する力、責任を持って確認する力が必要です。
現場の条件によっては、資材を長い距離運ばなければならないこともあります。
狭い場所や複雑な形の設備の周囲では、作業する順番や職人の立ち位置にも工夫が必要です。
簡単な現場ばかりではありませんが、その分、足場が完成したときには大きな達成感があります。
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👷 足場が完成したときの達成感
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足場の組立ては、作業した結果が目に見える仕事です。
朝には何もなかった場所に、仲間と協力して少しずつ足場を組み上げていきます。
一日の終わりや完成時に、組み上がった足場を下から見上げると、自分たちが行った仕事を形として確認できます。
特に大きな足場や複雑な形の足場が完成したときには、大きな達成感があります。
しかし、本当の役割は足場が完成したあとから始まります。
自分たちが組み立てた足場を使って、別の職人さんが安全に仕事を進めます。
足場があることで、手の届かなかった場所で作業ができ、工事全体が完成へ近づいていきます。
足場は完成後に取り外されるため、建物のように長く残るものではありません。
それでも、多くの職人さんの仕事と安全を支え、工事を進めるために欠かせないものです。
自分たちの技術が現場全体を支えていることを実感できるのが、足場職人の仕事のやりがいです。
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👷 次回は足場の解体についてご紹介します
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今回は「足場の組立てと解体、どちらが大変?」シリーズの第1回として、組立て作業の大変さをご紹介しました。
足場の組立てには、何もない場所から完成形を考え、安全で使いやすい足場をつくる難しさがあります。
部材を取り付ける技術だけではなく、現場の確認や資材の準備、職人同士の声掛け、完成後の点検まで、さまざまな仕事が含まれています。
では、完成している足場を取り外していく解体は、組立てよりも簡単なのでしょうか。
解体は組立てよりも速く進んでいるように見えることがあります。
しかし、安全な作業場所を少しずつなくしながら、正しい順番で部材を取り外すという、解体ならではの難しさがあります。
次回は「足場の解体は何が大変?組立てとの違い」をテーマに、解体作業の流れや職人が注意していることをご紹介します。
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👷 有限会社 綾総建設では、一緒に働く仲間を募集しています
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有限会社 綾総建設では、千葉県を中心に、プラントや橋梁などの足場工事を行っています。
足場の組立てには専門的な技術が必要ですが、入社したばかりの方が、初めからすべての仕事をできる必要はありません。
まずは安全に関するルールや道具の名前、資材の運び方や置き方など、基本的な仕事から少しずつ覚えていただきます。
先輩職人の仕事を見ながら経験を積み、できることを一つずつ増やしていきます。
分からないことがあれば確認し、教わったことを丁寧に行うことが大切です。
綾総建設には、未経験から足場職人として成長した社員や、長く働き続けている社員がいます。
職人同士で声を掛け合い、困っている仲間がいれば助け合いながら仕事を進めています。
仕事に必要な資格の取得についても、会社がしっかりとサポートしています。
資格や技術を身につけることで、担当できる仕事の幅が広がり、自分の将来にもつながります。
体を動かす仕事がしたい方、未経験から手に職をつけたい方、仲間と協力して形に残る仕事がしたい方は、ぜひ有限会社 綾総建設へお問い合わせください。
私たちと一緒に、安全で使いやすい足場をつくり、建設現場を支えていきましょう。



