足場職人って高いところ怖くないの?
~「慣れたら平気?」高所で働く職人にとって大切なこと~
こんにちは!
千葉県市原市に事務所を置き、足場組立などの鳶工事を行っている有限会社 綾総建設です。
突然ですが、皆さんは高いところは得意ですか?
高いビルの展望台。
観覧車。
高い場所にある橋。
下を見るだけで、
「ちょっと怖い……」
と感じる方も多いのではないでしょうか。
そんな方が足場職人の仕事を見ると、かなりの確率で思うことがあります。
それが、
「足場職人って、高いところ怖くないの?」
という疑問です。
高い場所に組まれた足場の上を移動したり、資材を扱ったり、足場そのものを組み立てたりする職人たち。
地上から見上げると、
「よくあんなところで仕事できるな……」
と思いますよね。
そこで今回は、
足場職人は本当に高いところが怖くないのか?
最初から平気なのか?
仕事を続ければ高さには慣れるのか?
そして、高所で仕事をするときに一番大切なことは何なのか?
そんな「足場職人と高さ」についてご紹介したいと思います!
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結論!怖いと感じることはあります
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まず最初に答えてしまうと、
足場職人だからといって、全員が高いところをまったく怖いと感じないわけではありません。
もちろん、高いところが比較的得意な人もいます。
反対に、仕事を始めたばかりの頃は高さに緊張する人もいます。
そもそも高い場所に立ったとき、
「落ちたら危ない」
と感じるのは、人間として自然な感覚でもあります。
だから、
「足場職人=高いところが一切怖くない人」
というわけではありません。
ただ、仕事として高所に上がる以上、
怖いか、怖くないか。
それだけで作業するわけではありません。
安全設備を正しく使用する。
足元を確認する。
周囲を確認する。
決められた手順を守る。
仲間と声を掛け合う。
そうした基本を積み重ねながら仕事をしています。
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初めて足場に上がったらどんな感じ?
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未経験から足場職人になった場合、最初から高いところで何でもできるわけではありません。
初めて足場の上に立てば、
「高いな」
「下を見るとちょっと怖いな」
と感じることもあるでしょう。
地上で見るのと、実際に上がって見るのでは感覚が違います。
足場の高さ。
周囲の景色。
風。
足元。
いろいろなものを実際に体感します。
だからこそ、いきなり、
「今日から一人で上でよろしく!」
なんていう仕事ではありません。
まずは仕事の基本を覚える。
資材の名前を覚える。
道具の使い方を覚える。
安全に関するルールを覚える。
先輩の動きを見る。
そして、一つひとつ経験していきます。
未経験から始める場合、
「高いところでちゃんと動けるかな?」
と不安になるのは珍しいことではありません。
最初から完璧である必要はありません。
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高いところには「慣れる」の?
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これもよく気になるところだと思います。
答えとしては、
仕事を続けて経験を積むことで、高所での作業環境に慣れていく部分はあります。
最初は緊張していた高さでも、経験を重ねることで落ち着いて周囲を確認できるようになったり、作業に必要な動きが身についたりします。
でも、ここでとても大切なことがあります。
それは、
「慣れること」と「油断すること」はまったく違う
ということです。
高いところに慣れたから、
「もう大丈夫!」
ではありません。
むしろ、慣れてきた頃こそ注意が必要です。
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一番怖いのは「慣れによる油断」
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これは足場工事だけではありません。
車の運転でもそうですよね。
免許を取ったばかりの頃は、
ミラー確認。
左右確認。
速度確認。
一つひとつ慎重に行います。
ところが慣れてくると、
「いつも通っている道だから」
「今まで大丈夫だったから」
と気が緩んでしまうことがあります。
建設現場も同じです。
毎日やっている作業。
何度も経験している高さ。
使い慣れている道具。
だからこそ、
「これくらいなら大丈夫」
という気持ちが出ないようにすることが大切です。
高いところが怖くなくなったことが、
安全に仕事ができるようになった証拠とは限りません。
本当に大切なのは、
慣れても基本を忘れないこと。
これに尽きます。
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ベテラン職人ほど「怖さ」を知っている
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経験を積んだ職人は、高いところでも落ち着いて仕事をしています。
地上から見ると、
「全然怖くなさそう」
と見えるかもしれません。
でも、それは危険を感じていないからではありません。
経験があるからこそ、
「ここは注意した方がいい」
「今日は風があるな」
「足元をもう一度確認しよう」
「この作業はいつも以上に慎重にいこう」
と判断できる部分があります。
危険を知っているから、安全を大切にする。
これはとても重要なことです。
怖がりすぎて動けないのも仕事になりませんが、
怖さをまったく忘れてしまうことも危険です。
適度な緊張感を持ちながら作業する。
それが高所で仕事をする職人にとって大切なことです。
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足場職人は「高い場所にいるだけ」ではありません
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足場職人の仕事は、
高いところに登ること
ではありません。
高所で安全に作業できる足場をつくることです。
しかも、その足場を使うのは自分たちだけではありません。
足場が完成したあとには、さまざまな職種の方がその上で仕事をします。
だからこそ、
「自分が歩ければいい」
「自分が怖くなければいい」
ではありません。
次にその足場を使う人が、安全に作業できるようにつくる。
これがとても大切です。
足場は建設現場を支える設備の一つ。
職人には、その責任があります。
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高い場所ほど「足元」が大切
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高い場所にいると、つい遠くの景色や下の高さに意識が向きがちです。
でも仕事中に大切なのは、
自分の足元。
足を置く場所。
周囲の資材。
作業している仲間。
今、自分がどのような状態にいるのか。
こうしたことを確認しながら動く必要があります。
特に足場工事では、作業の進行によって周囲の状態が変わることがあります。
少し前と今で、まったく同じ状況とは限りません。
だからこそ、
「さっき大丈夫だったから」
ではなく、
その都度確認することが大切です。
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風も高所作業では大切なポイント
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地上では、
「今日は少し風があるな」
くらいに感じていても、高い場所では風の感じ方が違うことがあります。
また、建物の形や周囲の環境などによっても風の影響は変わります。
そのため、足場職人にとって天候の確認はとても重要です。
以前のブログでも、
「雨の日と現場」
についてご紹介しました。
雨が降れば足元が滑りやすくなることがあります。
風が強くなれば、高所作業への影響も考える必要があります。
そして雷など、ほかの気象条件にも注意が必要です。
仕事だからといって、
どんな天候でも絶対に作業する
というわけではありません。
その日の状況を確認し、安全に作業できるのかを判断する。
これも大切な仕事の一つです。
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安全設備があるからこそ、正しく使う
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高所で安全に作業するために、建設現場ではさまざまな安全対策が行われています。
例えば、
墜落制止用器具。
親綱などの安全設備。
手すり。
ヘルメット。
そのほかにも現場や作業内容に応じて、安全のための設備やルールがあります。
ただし、
「安全設備があるから絶対大丈夫」
という考え方ではいけません。
正しい方法で使う。
決められたルールを守る。
使用前に確認する。
こうしたことが大切です。
安全のための設備も、正しく使用してこそ役割を果たします。
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「怖い」と言えることも大切
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建設現場というと、
「怖くても我慢する」
「弱音を吐いたらダメ」
そんなイメージを持っている方もいるかもしれません。
でも、
「怖い」
「分からない」
「ちょっと待ってください」
と言えることは、とても大切です。
特に未経験のうちは、分からないことがあって当然です。
分からないのに、
「分かりました!」
と言ってしまう方が危険です。
高さに慣れていない。
作業方法が分からない。
道具の使い方に自信がない。
そういうときは確認する。
安全に仕事をするためには、分からないことを伝えることも必要です。
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仲間の存在も大きい!
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足場工事は一人で行う仕事ではありません。
仲間と一緒に作業します。
高いところで作業している人。
地上で資材を準備している人。
資材を受け渡す人。
周囲を確認する人。
それぞれが連携しながら、一つの足場をつくっていきます。
そこで大切なのが、
声掛け。
「上いくよ!」
「足元気を付けて!」
「こっち確認して!」
短い一言でも、周囲へ知らせることで事故防止につながります。
以前の記事でも何度かお話ししていますが、
チームワークは足場工事に欠かせません。
高所で作業するからこそ、自分だけではなく仲間の安全にも目を向けることが大切です。
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高所恐怖症でも足場職人になれる?
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ここは気になる方もいるかもしれません。
「高いところがちょっと苦手なんだけど、足場職人にはなれない?」
これは「苦手」の程度にもよります。
高い場所に立つと多少緊張する程度なのか。
高いところではまったく動けなくなってしまうのか。
人によって違います。
足場職人は高所での作業がある仕事なので、どうしても高さとは付き合っていく必要があります。
ただ、
「最初から高いところが大好きじゃないと絶対にできない」
というわけでもありません。
実際の仕事内容を知り、安全について学び、経験を積みながら判断していくことが大切です。
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ちなみに職人は景色を見る余裕あるの?
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これもちょっと気になりますよね。
高い足場の上からなら、
「景色めちゃくちゃ良さそう!」
と思う方もいるかもしれません。
確かに現場によっては、高い場所から普段見ることのできない景色が見えることもあります。
でも、仕事中は観光ではありません。
職人が見ているのは、
足元。
資材。
作業場所。
仲間の動き。
周囲の安全。
そちらの方が重要です。
「景色きれいだな~」
とよそ見しながら仕事をするわけにはいきません。
高い場所からの景色は、足場職人だからこそ見ることのできる景色の一つかもしれませんが、
仕事中は安全第一です。
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高さだけじゃない!足場職人に必要な力
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ここまで読むと、
「足場職人って、高いところに強い人が向いている仕事なのかな?」
と思うかもしれません。
もちろん、高所で仕事ができることは必要です。
でも、それだけではありません。
周囲を見る力。
仲間と協力する力。
安全を確認する習慣。
体を動かす力。
仕事を覚えようとする姿勢。
そして、次の作業を考えて動く力。
こうしたさまざまな力が必要です。
以前ご紹介した、
「足場ってどうやって現場まで運んでるの?」
という記事でも、段取りの大切さについてお話ししました。
足場を組む前から仕事は始まっています。
資材を準備する。
積み込む。
運ぶ。
荷下ろしする。
整理する。
そして組み立てる。
使い終われば、解体して再び資材を運び出す。
足場職人の仕事は、
「高いところで作業するだけ」
ではないんです。
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「高いところが怖くない人」より大切なこと
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もし、
「足場職人に向いているのはどんな人?」
と聞かれたら、
単純に、
「高いところが怖くない人!」
だけではありません。
むしろ、
安全を大切にできる人。
仲間と声を掛け合える人。
分からないことを確認できる人。
教えてもらったことを素直に覚えようとする人。
そういったことの方が、とても大切です。
高いところが怖くないからといって、
安全確認をしなくていいわけではありません。
逆に多少緊張するからこそ、
一つひとつ丁寧に確認することもあります。
大切なのは、
高さを甘く見ないこと。
そして仕事に慣れても、安全への意識をなくさないことです。
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昨日より今日、今日より明日
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未経験から足場職人になった場合、最初は分からないことだらけです。
資材の名前が分からない。
職人用語が分からない。
道具の使い方が分からない。
現場でどこに立てばいいのか分からない。
高いところにも慣れていない。
でも、それで普通です。
最初から全部できる人はいません。
昨日覚えた資材の名前が、今日はすぐ分かった。
昨日は先輩に言われてから動いていたけれど、今日は先に準備できた。
今まで怖かった高さでも、落ち着いて安全確認ができるようになった。
そんな小さな成長を積み重ねていきます。
職人の仕事は、
「できることが増えた」
という実感を持ちやすい仕事でもあります。
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高いところで働くからこそ、安全第一
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足場職人は高所で作業することがあります。
だからこそ、
安全第一
という言葉は、ただの掛け声ではありません。
ヘルメットを正しく着用する。
墜落制止用器具を適切に使用する。
足元を確認する。
天候を確認する。
道具を確認する。
仲間と声を掛け合う。
作業手順を守る。
一つひとつは当たり前に見えるかもしれません。
でも、その当たり前を毎日続けることが大切です。
特別なことを一回やれば安全になるのではありません。
毎日。
毎現場。
毎作業。
基本を繰り返す。
それが事故を防ぐことにつながります。
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「慣れたから大丈夫」ではなく「慣れていても確認」
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今回の記事で一番お伝えしたいのは、ここかもしれません。
高い場所で働き続ければ、環境には少しずつ慣れていきます。
仕事の動きも身につきます。
経験も増えていきます。
でも、
経験が増えたから安全確認を減らしていい
ということではありません。
むしろ、
経験があるからこそ危険を想像する。
慣れているからこそ基本を守る。
「いつも大丈夫だった」ではなく、
「今日も確認する」。
それが大切です。
足場職人に必要なのは、
高さを怖がらないことだけではなく、
高さの危険をきちんと理解すること。
そして、安全に仕事をするための行動を続けることです。
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最後に
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今回は、
「足場職人って高いところ怖くないの?」
という、よくある素朴な疑問についてご紹介しました。
答えは、
「足場職人だから、全員が高いところをまったく怖くないわけではない」
です。
仕事を始めたばかりの頃は、緊張することもあります。
経験を重ねることで、高所での作業環境に慣れていく部分もあります。
でも、
慣れることと、油断することは違います。
高い場所で仕事をするからこそ、危険を理解する。
安全設備を正しく使用する。
足元や周囲を確認する。
仲間と声を掛け合う。
そして、無理をしない。
そうした基本を大切にしながら、日々の仕事に取り組んでいます。
有限会社 綾総建設では、これからも安全第一を基本に、一つひとつの現場に責任を持ち、丁寧な施工を心掛けてまいります。
また、弊社では一緒に働く仲間を募集しています。
経験者の方はもちろん、
「建設業は初めて」
「足場の仕事はやったことがない」
という未経験の方も歓迎しています。
今回の記事を読んで、
「高いところが少し怖いから、自分には絶対無理かな」
と思った方もいるかもしれません。
最初から何でもできる必要はありません。
資材の名前。
道具の使い方。
現場でのルール。
安全についての知識。
一つずつ覚えながら、仕事に慣れていきます。
もちろん高所での作業がある仕事なので、安全に作業できることは必要です。
だからこそ、無理をするのではなく、分からないことや不安なことをきちんと伝えながら経験を積んでいくことが大切です。
体を動かす仕事が好きな方。
手に職を付けたい方。
仲間と協力して仕事をすることが好きな方。
足場工事に興味がある方。
そんな方に、足場職人という仕事を知っていただけたら嬉しく思います。
次に街で高い足場の上にいる職人を見かけたら、
「あの人たち、高いところ怖くないのかな?」
だけではなく、
「安全を確認しながら仕事しているんだな」
と、少し違った目線で見ていただけるかもしれません。
これからも有限会社 綾総建設のブログでは、普段なかなか知ることのできない足場職人の仕事や建設現場の裏側を、分かりやすくご紹介していきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。



